秋風が心地よくなり、山口県下関市もいよいよ色鮮やかな紅葉シーズンを迎えます。
下関と聞くと「ふぐ」や「関門橋」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は海沿いに建つ美しい赤間神宮や、静寂な武家屋敷といった歴史的な景色と紅葉が相まって、他の地域とは一味違う独特な秋景色を楽しめる場所なんです。
この記事では、下関に住む筆者が、2025年の紅葉のベストな見頃時期と、ドライブや散策にぴったりの絶景スポット3選を徹底的にご紹介させていただきます！
全国の神社仏閣が好きな方、下関への旅行を計画中の方は、ぜひ旅の計画にお役立てくださいね。
【重要なお知らせ：火の山公園について】
毎年人気の紅葉スポット「火の山公園」は、現在大規模な再編整備工事のため、山頂展望台エリアおよびパークウェイは2025年11月20日（木）まで立ち入り禁止となっています。ご訪問予定の方は、必ず下関市の最新情報をご確認ください。
1. 下関の気候と紅葉の特徴：長く楽しめる穏やかな秋景色
下関は、瀬戸内海と日本海に面しているため、比較的温暖で穏やかな気候が特徴です。そのため、紅葉の色づきもゆっくりと進み、長い期間楽しめるのが魅力。
例年10月下旬から11月下旬頃まで、街全体がゆっくりと秋色に染まります。特に朝晩の冷え込みが進むにつれて、木々が赤や黄色に色濃く染まり、そのコントラストは格別の美しさですよ。しかし、今年は平年より9月、10月の気温が高かったため、見頃時期は1週間程度遅くなるようです。
2. 2025年紅葉の見頃時期予測：ベストシーズンはいつ？
先ほどもお伝えしたように、平年よりも気温が高かったことで見頃時期が遅くなるようです。ですので、今年の気温の傾向にも合わせて、ベストシーズンをお伝えします！
下関の紅葉は、場所によって見頃が少し異なります。市内全体で最も美しくなるのは11月中旬～12月上旬にかけてだと思います。ですが、訪れるスポットによってタイミングを調整するのがおすすめです。
早めの紅葉を楽しむなら（11月中旬）: 関門海峡の近くにある火の山は、標高が周辺より高いため、比較的早く色づき始めます。火の山の真下に位置するみもすそ川公園では、 山を見上げる形で色づいた山肌楽しむことができるかと思います。
歴史と紅葉の調和を楽しむなら（11月下旬）: 長府庭園や東行庵といった歴史的な庭園には、気温が下がりきった11月下旬頃がベストシーズンです。特に、歴史ある長府庭園の奥で、150本以上のモミジが山肌を彩る雄大な紅葉の景色は、訪れたあなたを必ず圧倒的な美しさで魅了するはずです！
訪れるタイミングに合わせて、お気に入りの秋景色を見つけてみてください
3. 地元民がおすすめ！下関の紅葉絶景スポット3選
ここからは、私が自信を持っておすすめする「下関ならでは」の紅葉スポットを3つご紹介します！
バスなどの公共交通機関での移動も可能ですが、レンタカーなどがあればより便利かと思います。
長府庭園（ちょうふていえん）
江戸時代の武家屋敷を再現した、まさに和の絶景が楽しめる庭園です。池や滝、そして築山と紅葉が調和した景色は、静かな散策にぴったり。落ち着いた雰囲気の中でじっくりと写真撮影をしたい方におすすめです。
東行庵（とうぎょうあん）
幕末の志士、高杉晋作ゆかりの地として知られる、歴史好きにはたまらない穴場スポットです。秋には紅葉が境内を優しく包み込み、落ち着いた空気が流れています。歴史に思いを馳せながら、ひっそりとした秋の静寂を楽しみたい方に最適です。
功山寺（こうざんじ）
下関を代表する国宝の仏殿と紅葉のコントラストが美しい、下関随一の紅葉名所です。特に、日本の歴史を変えた高杉晋作が挙兵した場所としても有名で、歴史ロマンを感じながら、燃えるようなモミジの赤を堪能できます。圧倒的な迫力と歴史的な重みを同時に味わいたい方に、最もおすすめできるスポットです。
また、現在は再編整備工事中のため立ち入ることはできませんが、火の山公園も人気な紅葉スポットです。工事期間は11月20日終了予定となってますので、工事期間が終了後、ロープウェイの運行が再開されていれば、山頂からの景色を楽しめますよ！
【まとめ】
下関の紅葉は、歴史、絶景、そして穏やかな気候が織りなす心癒される秋の旅を提供してくれます。
今回ご紹介したスポットと見頃の時期を参考に、ぜひ11月中旬から12月上旬にかけて、鮮やかな秋景色に出会いに来てください。
もし、紅葉シーズンに合わせて下関旅行を計画中なら、おすすめの観光地を紹介している記事もあります。
あなたの素敵な秋の旅が、心温まる最高の体験になるよう、このブログが全力でサポートさせていただきます！
アクセス良好な宿や、旅先で役立つアイテムを揃えれば、きっとより充実した秋の旅になりますよ！
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